当面の目標について
GWが終わる。
今、達成したいと考えている目標についてもう一度考えてみる。
そもそも、目標は自分の人生にとって何なのか。人生を良くするための目標設定とは何なのか。
30歳にもなるが、どういう風に生きたいのかについて、未だに定まらずにいる。今、自分の置かれている状況を整理してみよう。
30歳になったが、これまでの人生で何らかの成果・実績があったとは言い難い。卒論も書いた、修論も書いたが、「卒業」を手に入れるための間に合わせのものでしかない。合唱サークルは途中で辞めた。小説サークルに出した作品も、魂を込めて書いたとは言い難く、何かやりきった感じはない。公務員試験の国家総合職(ちょっと前までの国家一種)に受かったが、結局面接で落とされて霞が関には行けず、「仕方なく」就職した国家一般職(現場の国家公務員)は、半年で辞めた。(これに関しては、さすがにひどすぎる職場だったのでやむをえなかったと思う。)そこから派遣社員になり、半年ほどたった時に運よく、そこの社長に正社員登用してもらったので、今なんとかまともな生活が維持できている。
自分はだらしない。ゴミもたまにしか出さないし、風呂・トイレ掃除も長いことしていない。金銭面でもだらしなく、大学・大学院時代に親・祖母からもらった仕送りは1,000万をはるかに超えそうだ。(正確にわからないところがまただらしない)また、(元)彼女にも30万ほどの借金がある。その上返さなければいけない奨学金も数百万円。正社員になれなかったら、相当大変なことになっていた。なれた今でも、借金はけっこうな負担だ。今住んでいる家の家賃を安く抑えているのがせめてもの救いだ。(その代わり環境はかなり悪い)
健康管理もだらしなく、今身長163cmだが体重は80kg近くあり、腹の出っ張りを隠すことができない。以前から痩せよう、痩せようと何かしらしてきたが、痩せられる気配はない。自炊などはまったくしていない。部屋に冷蔵庫さえない。全部外食で、安くても一食500円以上、その多くはラーメンか牛丼だ。
腰痛も悩みのタネだ。職場ではPCの前で座りっぱなし、家でもPCゲームをやっている時間が長いので座りっぱなし。25歳の時、ヘルニアをやってしまって、まったく動けないレベルの激痛に襲われた。それ以降も、半年に一度くらい、動けないレベルの激痛に襲われている。ただこれは、最近ジムで軽く運動するようになってから、相当軽減された。
うむ。人生を豊かにするための目標、自分の生きる意味うんぬんについて考えるより、まずは悪習を少しでも断ち切るべきだと、ここまで書いて気づいた。(文章を書いて自分を見つめることの効果は偉大だ!) 健康と金銭に関わる悪習が続いていると、それだけで破綻してしまい、何か仕事をするどころではない。何かやろうとするのは、その後だ。
自分の愛好しているリーグ・オブ・レジェンドはゲームとして本当におもしろく、そしてその世界的な広がりは、ゲームの世界大会や世界中の愛好家によるゲーム実況など、周辺で多くの豊饒な文化を生んでいる。この世界の豊かさにもっと関わりたい、それを実現できる自分になりたい…。そのためには、まず自分自身が、上級者でなくてもよいがゲームの上達にひたむきになり、上達を実現したという達成感を得る必要がある。そのうえで、語学、法律、会計、ITなどビジネスに必須のスキルを一通り習得し、もって自分のやりたいことがやれる企業に就職する、ゆくゆくは起業さえする…
OK、素晴らしい。立派なことだ。でもね、今君に必要なのは以下の目標だよ。31歳になるまでに以下をがんばり、それ以外のことは一切考えなくていいんじゃないかな。
1) 体重を65kgにする。今より15kgの減量だが、それでも自分の身長の適正体重より7kg重い。もちろん、達成のために絶食のような極端な手段、「○○を食べるだけ」系のいかがわしい方法には手を染めず、健康的な運動量と食生活を追求することで実現する。
1a) 体重は毎日測定する。
1b) ジムには原則、毎日通う。(エニ○イムフィットネスの会員である)少なくとも運動によって、腰痛が大きく緩和された。ほんの15分くらい走るのでもいいから通う。ただし、結構歩くので天候の悪い日はパス。体調の悪い日、仕事が忙しい日もパス。
2) 返す必要のある借金を正確に計算する。返済に必要な額をきっちり確保し、それ以外のお金で生活をする習慣を身に付ける。奨学金は口座から勝手に引かれていくが、(元)彼女への返済はきっちり意識して確保する必要がある。確保用の口座も用意する。
3) ゴミの収集日には毎回、ゴミを出す習慣を身に付ける。(週5回なのでほぼ毎日。資源や燃えないゴミは隔週だったりするので、スケジュールを正確に把握する)
4) 土日祝日のどこかで毎週、1時間以上かけて部屋を掃除する習慣を身に付ける。
5) 毎日7時間半、睡眠する習慣を身に付ける。(どうやら自分にとってこれで十分なようだ) 12時までに布団にはいり、7時半に起きるというのを安定させたい。
6) LoLは、平日はやらず、土日祝日に。土日祝日にLoLをやるとき、「2敗したら」その日はもうやめる習慣を身に付ける。たまには10連勝してなお止まらないこともあるかもしれないが、そういうときは精神への好影響も大きいのでやり続けてよいでしょう。
以上をすべて、達成できる目処がたったあたりで、次の目標について考え始めましょう。(今は考えなくてもいいんだよ!)
I) NAでGoldになるまでLoLを続ける。Goldになっても続ける。
III) 米国公認会計士試験に合格する。
IV) 中国語検定2級、HSK6級に合格する。
V) 英語力を磨き、国際的なビジネスをするうえでまったく不便がないレベルにする。
VI) 自分の興味のある分野についてブログを執筆し、多くの人にとって有意義な情報、考察を提供し、それによって人脈を築く。
VII) 自分が人生でどのような仕事をしたいか考える。
さて。ここまで書いても、かつて「自分の本質」であると考えていた「目が片方見えない」が出てこなかった。今年で片目人になって15年。ますます、飾りのような要素になりつつある。ただ、それが仕事量や精神に及ぼす要素もなくはないだろうから、「目が半分しかないのだから人の半分の仕事量でもこなせれば御の字」と自分を甘やかし褒めてやる材料にすればいいかと思う。LoLだって両眼でPCの画面全体を眺めたほうが上手くプレイできる決まっているだろうから、人よりGoldになるのが遅いくらいで嘆いてはいられない。
今回立てた目標の本質は何か。「焦慮は罪」という、20代前半で私が出会った私の人生の教科書『切り取れ、あの祈る手を』に書かれていた言葉。いや、「31歳までに」などと書いているあたり、私はまだ、焦っているだろうか。