Bronze5 Top Wukong vs Malphite
囲碁ならば対局後に「天頂の囲碁」に自分の碁を検討させて、ここでこういうふうにすれば勝てたんだ、というのがわかる場合が多く、すっきりするのだが、LoLだとなかなかそうもいかない。しっかりリプレイ見直すとなると実際の試合と同じだけの時間がかかるし、教えてくれる人もいないので、はっきりとした改善点がわからなかったりする。
そうはいっても。あからさまに「これはダメだろ」というプレイは何回もしてしまっているのに気付く。そのプレイは「もうやらないぞ」としっかり胸に刻み込まなければ何度も繰り返してしまったりする。
今日の明らかにダメなプレイ一覧。
◎自分はトップウーコン、対面マルファイト「レベル2先行して仕掛けよう」と思ってレベル2になった瞬間仕掛けたが、なんと
・相手のほうが先にレベル2になっていた
・2番目のスキルを取得せずに仕掛けていた
という事実が明らかに! 落ち着きましょうね。
◎ウルトのあるマルファイト相手に仕掛けて返り討ち。相手がレベル6になったことを意識していなかった。レベル2、3に相手/自分がいつなったかを意識するのは極めて重要で、基礎的なこと。ましてやマルのようにウルトが超強力な相手であれば。
◎フラッシュを切ってもどうせ死ぬと頭でわかっているなら、実際に切らないように。指と頭を連動させよう
ほかにもいろいろあるが、上の3点。たぶん自分、焦りすぎだと思う。LoLは囲碁と違って瞬間的な判断が求められるというのは確かだが、「飛ぶ前に見る」余裕がない性質のものでは決してないはず。
CS: 自分10分あたり66、相手48
KDA: 2/4/5
この試合自分はレーンでも負けてぱっとしなかったが、味方のルシアンのサモナー名がKoreasexy、きっととてつもなく上手いんだろうなと思ったら案の定で、スーパーキャリーしてってくれた。韓国人っぽい名前のプレイヤーは、ほぼ例外なくめちゃ上手い。根本的な素地が違うのだろう。いやはや、面白い。
幽玄の間6級 互先黒番中押し負け
ここ最近10局の成績は6勝4敗。20局だと11勝9敗。なんとか5割超えているという状況。
https://gyazo.com/2d464d820c72461e3bc85916ebb7ad2e
今日打った碁です。黒も白もお互いに窮屈そう。ここで黒からいい手がありました。
急所はずばりここです。
この後黒4までで要石の6子が取れます。
上辺の白は一応生きられるので、必勝の形成というわけではないですが、黒は強力な厚みを中央に利かすことができるので、相当優勢だったでしょう。
実戦ではこの手に気づかず、白をこのままにしてしまったため、中央の黒が非常に薄い状態となりました。
「この白を殺す手はないか?」ということばかり考えていたので、ここの要石だけ頂戴するという手が見えなくなっていたかもしれません。
幽玄の間6級 黒番コミなし 中押し負け
https://gyazo.com/928e077dbdafbc6d6ca371d665a25e7c
白が右下の黒地の中で無理やり生きようとしている局面。R5のアテに対してP5とツギました。ここで黒次の一手はなんでしょう。
単にアテるのが生着で、これで右下白は全滅、黒勝勢になります。
実戦は上手のように黒サガってしまいました。同じことのように見えますが、白から素晴らしい返し技がありました。
このコスミです。重要な基本手筋ですね。この後S6にはT7で、要石の黒6子が華麗なウッテガエシで取られます。
これで形勢が白に傾きましたが、この後、相手の打ち方も荒くて、黒が再び勝勢になりました。そして下の局面。
また取れるはずもない黒の左上を無理やり取りにきたのか…やれやれと気を抜いたのが命取り。ここは当然、D17と打って白の目をつぶさなければいけないのですが…
左辺の2子に気を取られ、死んでいたはずの左上白が生き返ってしまいました。せっかく獲得した逆転勝ちのチャンスがフイに。
こういう、あからさまに相手のポカを狙った手を打たれてそれにまんまとハマると、大変腹立たしくなってしまうのが人情。卑怯な、とか言ってしまいそうです。
でも、こういう相手の「心理」を読む技術は、良い方に使おうと思えば非常に素晴らしい効果を発揮すると思うんですよね。
勝負事というのは、相手の裏をかく技術というのが必要で、真正面からやる発想ではなかなか強くなれません。相手の裏をかく技術というのは、相手の立場に立ってものごとを考える技術なので、現実生活では人を喜ばせる技として応用可能だったりするでしょう。
今の自分は何事にも正面突破傾向が強くて、馬鹿正直すぎると思うので、日々勝負事を趣味とするからには、「相手の立場に立って」物事を進める感覚を養っていきたいですね。
幽玄の間6級 互先黒番中押し勝ち
https://gyazo.com/287956131201ffc307735262c1e51616
すでに必勝の形成。上辺にとんでもなく強力な厚みができています。今の自分のレートだと、こういうのを作らせてしまう対戦相手かなり多い。そして厚みを消そうと無理な手を打ってきます。その無理な手をしっかり咎めるのが私の必勝パターン…と言いたいところですが、およそ50%の確率でもったいない見落としをして相手にうまく生きられたりします。見落としをひとつひとつつぶしていくのが今の自分の課題ですね。
図の場面では白が右下の黒を殺しに来ました。どう受けるのが正解でしょう。
隅の特性を生かしてサガれば簡単に生きですね。
実戦ではこんなところに打ってしまいました。これでもS7に打てば黒は生きを確保できますが、単純に地を損しますし、味も悪くなります。
この局面はよっぽどひどい手を打たなければ負けない状態ですが、互角の勝負だったら上の手が敗因となったところでしょう。勝った碁からも自分のうっかりはつぶしていきたいですね。
Bronzeビルド考
ようやっと、最底辺のBronze5からBronze4に上がれました。自分より下がいると思うと、とても精神的に安定しますね。笑
そろそろ、ビルドについてもっとまじめに考えていきたい。LoLはチャンプのみならずアイテムの種類もあまりに多く、全体像を把握するのも本当に大変です。ちゃんと状況に応じて考えたビルドにしなければ勝てないのですが、考える前に前提知識が全然ないんですね。
少しずつ覚えていくことにします。
とりあえず自分やった試合のビルドについて振り返ってみます。
気になるところ。
・トリンケット黄色のままの人が多い。高レートはたいてい青か赤にしている印象。
・相手supがサイトストーン持ってない。まあ、金策アイテム持ってるだけマシなほうです。
・相手のルルが靴を買ってない。これはヒドイ。笑
・味方のレオナが赤トリンケットをアップグレードしていない。
上記のような単純なことはすぐに改善したいですね。靴買ってない味方がいたらちゃんと気づいて靴買えよと指摘してあげられるようにしたい。
この試合自体は、敵のUdyrが非常に育ってキャリー路線、途中最大4.8Kゴールド差をつけられていたが、こちらが慎重に立ち回って相手のthrowを招き勝利をものにしました。このUdyrをどう抑えるかというのをまずは考えないといけないです。
ビルド順は以下
自分の靴はBoots of swiftnessですがここはNinja tabiのほうが良かったか? B of Sはスローを25%軽減するという効果があるが、ルルのQくらいしかスローがありません。
一方のNinja tabiには「通常攻撃のダメージを10%軽減」という効果がある。Udyrはほとんど通常攻撃がすべてなので、相当効果をあげたのではないか? 味方にも積んでいる人がいないけど…。
初手Sunfire Capeはpush用。対面がRenektonなのでArmorも必要です。probuildを見た感じだとたいていTop Nautilusは積んでます。NautiはEでpushできるのですが、これあまりに連発するとマナが枯渇し、いざというときにultが打てなくなります。(というか今回の試合でそうなりました。)というわけでEに使うマナの節約という意味で重要そうです。
二手目Iceborn Gauntlet。Armor2連続ですが、相手で育っているのがウディールそしてレネクトン、一方APのルルが腐っているのでそこは問題なさそう。マナとCDRもありがたいですね。そしてパッシブの
「スキル使用後の通常攻撃に、周囲の敵ユニットに基本ADの125%分の追加物理DMを与える効果を付与し、範囲内の敵ユニットにSlow(30%)を与える円形のフィールドを2秒間形成する。Slowを与える円形のフィールドは増加ARによって増加する。」(wikiよりコピペ)
という効果。これはよくわからなかったのですが、NautiのEのように低CDRのスキルがあると、スロー効果つきの通常攻撃を連発できるということのよう。Nautiはただでさえ通常攻撃にSnareがつくので、よりその効果が大きくなりますね。
Udyrのように相手の懐に入りながら通常攻撃することがメインの相手でも悪くなさそうです。
三手目Frozen Heart。またもArmor。そしてCDR。効果がさっき積んだアイスボーンと重複しすぎているように思われます。CDRは上限の40%になりました。probuild見てみてもアイスボーンとFHを両方積んでる例は1つしか見つからないですね。
Frozen Heart行こうと思ったのが、UdyrといえばAS上昇のスキルだ、と思ったからです。Frozen Heartには「周囲の敵ユニットのAttack Speedを15%低下させる(範囲700)」という強力なパッシブがあり、UdyrのASを抑えることでダメージそのものを相当軽減できると思いました。そんでもってUdyrのRには「通常攻撃3回ごとに火を吹く」というPersistent Effectがあるので、攻撃回数を減らすことでこれの発動を抑えられます。
最後に一応AP積んでるルルがいたのでMRを積みました。
今思うと、IcebornはDeadman's Plateにしたほうがよかったように思いますね。あるいは、FHじゃなくてThornmailだったか?
自分以外のプレイヤーのビルドに物申してみます。
相手チーム。こちらのルブランが育っているのにMRが少ししか見当たりません。Udyrは37分にZzを積み、これが唯一のMRですがゲーム終わったの39分なので遅すぎ。ルブランはUdyrから2キルとってます。
味方チームについては…うーん、よくわからないですね。ウディール、レネクトン、エズリアルが全部ADなのでアーマーしっかり積んでればなんとかなってしまう。それにこちらがアーマーしっかり積んでるのにラスト・ウィスパーを積んでない。
ビルドという観点からは起こるべくして起こった逆転のような気もしてきます。
Nautilus vs. Graves
今OPと専ら評判のGravesが対面に来ました。
ADC、Topと2ロールで勝率トップなのがすさまじいですが、ちょっと前までJungleも1位で、この表は壮観でしたね。
ただ、私のレート帯ではそこまでpickもbanもされません。OPとしての機能を出すには多少習熟がいるということでしょうか。
ひとまず、Nautilusがまともにぶつかって勝てる相手ではない。じっと耐え忍ぶようにプレイし、味方のガンクを待つのみです。自分がちゃんとヘルスを残した状態でレーンをpushさせ、味方をgankに来させれば、こちらはCC魔神のNautilus、相手は防御の弱いMarksmanなので、やっつけるのは難しくないはずです。
今回のゲーム、やはり早々に相手にヘルスを削られてしまい、味方とのgankを合わせづらい状態になってしまいました。marksman系の相手とやり合う際の最大の課題でしょう。いかに相手のスキルをかわしつつ、CSもきっちりとるかということですね。
今回、味方はJGのUdyrが 2/8/1、MidのYasuoが7/10/3と惨憺たる様相(毎度のことですが。毎回のようにpickされるYasuo、味方にいると非常にいやーな気持ちになります)。
みずからダメージを出してkillを取ることの難しいNautilusは、ある程度味方に依存せざるを得ません。いわゆる「魔境でキャリーできる」champではまったくないんですね。しかし、Bronzeでの勝率は高い方で、op.ggによると今は50.99%で16位です。
そんでもっていわゆる「魔境でキャリーできる」champは、たとえば上でJungleでの勝率57%となっていたUdyrはブロンズだと勝率47%、他思いつくところだとYasuo48%、Katarina49%、Leblanc46%、Master Yi49%、Lee Sin45%、Tryndamere 48%、Fizz49%と、いずれも5割を切っています。要するにどれも難しい。実際にこれらの championが味方にいてうんざりすることは多々あれどありがたいと感じることはめったにありません。あからさまなSmurfか、対面があまりにひどいfeederだったときぐらいですね、活躍するのは。
自分はゲーム理解がまだまだ相当足りないということを強く自覚しているので、Nautilusを使いながら、多少は味方に期待しつつ、とにかく知識として得るべきものを徹底的にまずは得ていこうという方針です。レーンでは対面ごとの最大限のパフォーマンスを出し、Jgをはじめとする敵の位置、敵味方の装備を把握するように努め、チームが次に何をすべきか、がはっきりわかる状態にする。
そこまでできたと感じても、なお「味方が弱くて勝てない」ならば、上記「魔境でキャリーできるchamp」に手を出すこととしましょう。
この試合なぜかreplay.ggに自分のreplayが上がっておらず(たまにある)10分CSを確認できませんが、
32分でNautilus CS166 KDA 0/5/6、Graves CS194 KDA 8/4/4 と惨憺たる結果。しかしチームでKDAが1を超えていたのは自分だけ(笑)
NA diamondの同一マッチアップを研究。
Nautilusの10分CS77, 0/0/2。Graves CS65、0/2/0。
CSで上回っており、味方のgankがきっちり刺さって、こうあるべきだよなあ、と感じさせられるばかり。