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土曜日、LOLのランクに行く。一戦目、劣勢の試合を逆転し、味方に褒められる。二戦目、育っていたfizzが、例によって敵に1vs3~5を挑み、逆転負け。三戦目、恐ろしくtoxicな、煽りmia ping出しまくりのYasuoが味方にいて、そいつのfeedもあってみじめな負け方をする。
このゲームやっていていろいろ腹立つことはあるが、mia ping煽りくらい人の神経を逆なでするものはない。かつmute等による対策もできない。ヘイトスピーチなどゲーム内に限らず一般社会でも悪である行為を除けば、このゲームで最悪の行為だと思う。
mia pingの不適切な使用をmuteできる機能が実装されるまで、しばらくこのゲームから離れたいと思った。
先日Riotはping機能を充実し、サモナースペルのクールダウンやmanaの状況についてクリックで簡単に味方に知らせられるようになった。ユーザー間の潤滑なコミュニケーションを推進する意思があるわけだ。そうであれば、意外と近いうちにpingのミュート機能も実装してくれるんじゃないかなあ。
「ないかなあ」などと人任せではしょうがないので、Riotサポートに要求を出した。自分の好きなサービスについてでも、行政に対しても勤務先に対しても、必要だと思うことはちゃんと必要だと表明する習慣を身につけていきたいものだ。
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LoLを離れてハースストーンへ。ハースストーンのほうが、いろんな意味で自分に合っていると思うことはもとから多々あった。(1vs1である、アクション要素がない、1試合ごとの試合時間が短い、チャット機能がないので暴言を浴びせられる可能性皆無)このままLoLに帰ってこれなかったらどうしよう、と心配にならなくもない…。
土日合わせて10時間以上やったと思うが、ランク20より上に上がれない。
勝ちたいからというよりは、このゲームをもっと理解したいのでもう7,000円ほど課金するかどうか悩む。自分の中の「ゲーム業界に一身を捧げるつもりの人間が好きなゲームに課金もできずにどうする」派vs「まだ生活費に不安がある状況で何考えてるんだ」派が争っており近々国民投票の実施だろうか。LoLには確か1年で1.5万円くらい課金したと記憶している。
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この土日、Ingressを再開した。ポケモンGOがもうすぐ出るというタイミングで何故という感じだが、ポケモンGOが待ち切れなかったので始めたのだ。歩くことが楽しくなるので、やはりいいゲームだと思う。土日で7~8時間ほどプレイした(=歩いた)。しかしポケモンGOはいろんな意味で、既存の社会構造に対する挑戦になるのだろうなあ。
やり損ねてはならない仕事
F社のOさんと池袋で飲む。自分を図らずもこの業界に導いてくれた恩人のような人だ。自分のほうがゴタゴタしてたので会うのは実に半年ぶり。人間嫌いの自分だがこの縁は大切にしたい。
来客対応という仕事はまだまだ苦手。今日は、明らかに来客に向いていない会議室に案内し、資料を間違え、そしてお茶を出し忘れた。自分がお茶を出し忘れたせいで、女性社員にお呼びがかかり、その人がお茶を出してくれた。その人は、フロアでただ一人の女性で、女性であるという理由で、本来は私がやるべき仕事をやらされたわけだ。きっと屈辱的な思いをしたのではないか。罪悪感で情けなくなる。他はともかく、お茶だけは絶対に出しそこねぬようにせねばならぬ。そしてこの社会、自分が社長か何かになって、少しでも変えてやるという気持を新たにした。
石を投げる
ふるまいよしこ『中国メディア戦争 ネット・中産階級・巨大企業』を読んだ。
とても面白い本だった。「メディア」を中心として、現代中国の様々なエピソードが語られるが、そのどれもが非常に味わい深く、普通の日本のメディアではなかなか接することのできない類のものだ。
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『日本会議の研究』を書いた菅野完さんのかつての行為について、週刊金曜日が報じたらしい。私は同書が発売されるずっと前から、菅野さんのファンだったので、「婦女暴行」と言って差し支えないその内容にはショックを受けた。
菅野さんが何か大変なことをして、界隈で大変に嫌われているという話は聞いていた。「不倫した女に子供を産ませた」とか、そういう話だと勝手に思っていた。(思っていたというか、誰かがそんなことをつぶやいたのを読んだ記憶がある。単なるデマだったのかもしれない。)それも十分に問題かもしれないが、婦女暴行とはやはり本質的に異なる。不倫関係だと思っていたから、「能力のある人間は、モテてしまうものだから、多少そういったいざこざは避けられない宿命だ」と、こっそり彼を擁護していた。こういうふうにも、どういうふうにも、真相は擁護できないような事柄であった。
それにしても。これと同等の、これに近いような婦女暴行、相当悪質なセクハラを、著名人によるものでなく、比較的身近な知人や知人の知人がやったとか、被害に遭ったとか言う話を、過去10年で何度も何度も何度も聞いた。こういった話は「ありふれている」。
私自身の身を振り返っても。かつて自分が行った性的な行為について、すべて「相手との同意に基づいて」やったものだと自信をもっていえるか?相手の心情お構いなしに突っ走ったものではないと言えるか?答えはノーである。少なくとも3件、相手の心を深刻に傷つけた可能性のある事案をすぐに思いつく。
自分の身を振り返ると、彼にストレートに石を投げる気にはなれない。
自分のことを棚に上げていえば、この社会は性犯罪に対して、相当寛容なところがあるのではないか。どのような行為が女性の心を深く傷つけ、尊厳を奪うことになるのか、学校でまともに教えられた男性はどれだけいるだろうか?(私は学校でそういう教育をまったく受けなかった)
今日の会社の会議、私は6人ほどを相手にプレゼンを行ったが、自分も含めてすべて男。自分のフロアには20人ちょっとの社員がいるが、女性はたった一人。女性社員のほとんどは、「管理部」という名の掃除やお茶くみを中心とした業務を担当している。どこへ行っても、こんなことばかり。
この社会に大した疑問を抱かず、かつてどれほど女性を傷つけたかを自省もしない多くの日本の男たちのうちで、彼にまっすぐ石を投げる資格のある人物が、どれだけいるというのだろう。
私は、今の日本社会が「あまりにあんまりだ」と思うようになった。以前から少しずつ気づいてはいたのだが、菅野さんのこの文章を読んだのが決定的だった。
巷の論評で耳にする高尚な批評的・政治的概念は、あまりピンとこないことが多いのだが、ここで語られている事象は、我々にとって当たり前の日常になってしまっており、それゆえに極めて重く、根本的である。この根本的な部分に目をつけている人が少ないからこそ、日本では女性の尊厳が極めて軽く扱われる。その視点を獲得してから、日常の風景ががらりと変わった。まさに「うろこが落ちた」と表現するにふさわしい体験。
しかし、その彼もまた、女性の尊厳を極めて軽く扱っていた当事者のひとりにすぎなかった。
私も、そうだ。
Warcraft
おそらく1年ぶりくらいに映画館で映画を観る。
正直な話、とてもつまらなかった。美術のクオリティは高いけれども、映像としては一コマ一コマに味わいがほとんどないし、役者もイモであると感じた。戦闘シーンなどは手を抜いた動きをしているようにしか見えず、迫力がほとんどなかった。
World of Warcraftは未プレイだが、ハースストーンのキャラも多く出てくると聞いたのだが、結果的にだからどうしたという感じになった。
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Aさんに自社株を買うのがいいぞと強く勧められる。上場して日も浅く、やっている事業的にも確実に伸びていくのだと。そして自分の仕事のモチベーションにもなる。まあそうなのかもしれない。食わず嫌いせずに少し調べてみたい。この界隈の株はいまバブルだという話が一部で上がっており、どちらにせよよほど慎重にならねばならない。
ハースストーン、ポケモンGO、参院選
先日ハースストーンに2,000円ほど課金して「アドベンチャー・モード」を開放。獲得できるカードに強力なものが多いから、「アドベンチャーモード」に課金するのがいいというのがいろんなところに書かれていてそれに従ったのだが、この「アドベンチャー」は対人戦でないゆえ、退屈なAIとの戦闘を強いられるのではないかという心配をしていた。
実際にはそんなことはなく、さすが天下のBLIZZARDの課金要素であるだけのことはあり、AI戦とはいっても個性豊かな敵が出てきて、それへの対策をうなりながら考えるという楽しい時間を過ごすことができた。
アドベンチャーモードの敵は、どんな相手と当たるのかわからない対人戦とは異なり、明確な対策が可能であり、その対策とはすなわち敵の特性に応じたデッキの構築である。対人戦では絶対使わないような奇妙なデッキを組むことになるのだが、しかしこの過程で、自分が今どのようなカードを持っているのか、どのカードにどのような効果があるのかということをじっくり見ることができた。
アドベンチャーモードはAIというサンドボックスを殴るトレーニングモードでもある。実戦をそのまま総合的に再現するのではなく、腕、腹筋、足と順番に鍛えることができるメニューとして用意されているという感じ。よくできてると思う。
このアドベンチャーモードを一通りプレイすることで、ハースストーンというゲームが理解できたような気がしてきたので、ランク戦に行く気になった。初戦は勝利していい気分になったが、その後3回連続くらいで負けて、まだまだ甘いなと感じた。
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アメリカでサービスを開始したポケモンGOがとんでもない話題になっている。ポケモンGOの「前身」ともいえるIngressにかつて手を出したものの長続きしなかった身としては、あれが長続きする要素満載になって帰ってきたのか、と期待に胸をふくらましている。ポケモンGOで健康不安が解消されるようならジムをやめてもいいのではないか。日本でのサービス開始は今月中だという。
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参院選、小選挙区は民進党の真山勇一氏に、比例も民進党に投票した。真山氏のことは投票前日になって初めて知った(と正直に告白する)が、政策を見て今リベラルが主張すべきことを、十分ではないにせよちゃんと主張していると私に感じさせる、我が選挙区における唯一の候補であったため投票した。彼が議員として何かしらしでかしたら反省文をこのブログに書くことを私の公約としよう。(それにしても、我が選挙区でトップ当選した三原じゅん子氏が神武天皇云々言っていることについて、投票した者たちは反省文を書いてほしいと願うばかりである。)そのために彼がこれから議員としてどのような仕事をするのかに、注視することとしよう。
体形コンプレックス
自身は、訴訟ごとを含む、ごたごたに巻き込まれている。勤めている会社に辞表を出し、明日から新しい会社に入る。単なる転職ではなく、何かと事情のある移籍である。今後どうなることかわからない。
一方で、自分の弟が、文化界でちょっとしたというか、なかなかの、有名人になってしまった。改めて、自分はどうすればいいのかと、思い悩む日々が再来した。
多くの人と会って、交流を深めたいと感じているのだが、体形コンプレックスが強くて、積極的に会いに行こうという気持になれない。根本的に解決するために、やはり筋トレと適切な運動によって、体形改善するというのをまずは達成していきたいと思う。
29歳にして出会ったゲームの世界は本当に楽しくて、豊かだ。ゲームによって世界の文化を豊かにするというのを、人生の主軸に据えていきたいと思う。今年にでも、多くの人に参照されるゲーム文化・業界ブログを作ることを目標としたい。そのためだと思えば、仕事や勉強も頑張れそうだし、どのような努力をすればいいのかというのも見えやすいだろう。
League of Legends。1月にBronze5スタートして半年、ようやくBronze1に到達。(本日の時点では再びBronze2に落ちているが…)Silver5まで到達すれば、目標であるGoldの8合目くらいには到達したと言えるのではなかろうか。
囲碁はしばらくプレイしていない。(「プレイする」という単語を使って自分でしばらく何も感じなかった…笑) なんで気が進まないのだろう、と考えた。ソフトのデザインが悪いからだ。現実の碁盤と碁石は非常にクールだが、現状で多くの人に利用されている対戦ソフト(幽玄の間や東洋囲碁)はデザインがダサすぎる。LoLなどの大手ゲームは、ゲーム性そのものだけでなく、クライアントのUIはあちこちクリックするだけで楽しいし、グラフィックや音楽もアートとして鑑賞できるレベルだと思う。(現代のゲームは、かつてオペラがそう呼ばれたような「総合芸術」なのだと思う)
自分が囲碁を放り出してしまった原因をそれのせいにするのは恥ずかしいが、しかし実際問題、ソフトのデザインを洗練させるのは、若い世代に囲碁を普及するにあたって相当有効な手段なのではないかと思う。